2013年も終わろうとしています。
いやあ、紅白のキョンキョン、良かったですね~
2013年は「癸巳(みずのと・み)」でした。
安岡正篤先生の本を自分なりに解釈すると、草木が枯れて今まで隠れていたものが、全て見渡せるようになり、流れている水路も見えるようになり、どのように進んでいくかを冬眠を破って出てきた蛇のようにぼつぼつと地上活動をするという年でした。
「癸」の意味は、道筋をたててはかる、考える、処理すると言う意味です。しかし、道筋を間違えると、筋道をなくして混乱して、ご破算にしなければならないことにもなる。
そう考えると、安倍総理は年末に靖国神社に参拝されたのも、この辺を考え抜いた結果かもしれませんね。来年からの道筋を考え抜いての行動だったのでしょうかね・・・
2014年は「甲午(こう・うま)」です。
「甲」は殻をやぶって草木の芽が少し出てきたという象形文字です。2013年の癸の道筋、計画を徐々に行動に移すという感じでしょうか。旧来のしきたりや悪い習慣を破って、革新の歩みを進めなければならないという事になるようです。
「午」は地表に地下からの陰の突き上げと地表の陽の反発があるような感じです。背く、逆らうという意味にもなるようです。2013年の冬眠から目覚めた蛇が、さらに地表から頭を出してきたという感じでしょうか。いろんな、衝突が起こるような気もします。
120年前の1894年には、日清戦争が起こっています。
60年前の1954年には、自衛隊ができています。
だから、戦争と結びつけたりはしたくないのですが、平和な一年にしなければならないと思います。
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