今は一年でも過ごしやすい季節ですが、もう少しすれば気温が下がり、冬の足音が聞こえてきます。
寒さが厳しくなれば関節痛や神経痛などの痛みに悩まされることも多くなります。
冬を迎える前に、痛みをなるべく防ぐような養生法を紹介します。
気・血の流れの悪化が痛みの原因
中医学では、体内を巡る「気」や「血」の流れがつまって通じなくなると痛みが起きると考えています。
「気」や「血」の流れがつまって通じなくなる代表的な原因は、「冷え」と「湿気」です。
冬の寒さや過剰な冷房(寒邪)や梅雨の湿気や過剰な飲食による水分停滞(湿邪)などが、体内で「気」や「血」の通り道をふさぎ、流れが悪くなって痛みが起こるのです。
症状が慢性化する前に早めに対処しましょう。
痛みの養生は体内の「冷え」や「湿気」を取り除いて、「気」や「血」の流れをスムーズにすることが基本です。
鎮痛剤などに頼るだけでなく、冷えを予防する、血流を良くする、体力をつけるなど、体の中から痛みを改善することが大切です。
原因別、痛みの養生法
①初期の痛みの原因
自然界の邪気(風邪ふうじゃ、寒邪かんじゃ、湿邪しつじゃ)の侵入
②痛みの長期化をまねく
「気」・「血」の流れの悪化
③邪気が侵入しやすい
虚弱体質
チャイナビュー155号では、これらの原因別に養生法を詳しく紹介しています。
チャイナビューはお店に来ていただければ、無料で差し上げています。