箱根駅伝も終わってしまいましたね。というか、あっという間にお正月も終わったという感じですね。今年は、ゆっくりと箱根駅伝を見ることは出来ませんでした・・・残念
その代わり、本を一冊読みました。「永遠の0」です。今、映画も公開されています。とっても、良かったです。なぜ良かったかは、長くなるので書きませんが、子供達にも是非読んで欲しい一冊です。
永遠の0 (講談社文庫)/講談社
¥920
Amazon.co.jp
皮膚の外からのケアの大切さの次は、内側からのケアについて書きたいと思います。
現代医学で、乾燥肌に処方されるのは、保湿剤や痒みを軽減する外用薬、ビタミンAが入った外用薬や内服薬、痒みを軽減する飲み薬といった所でしょうか。なかなか、乾燥しやすい体質を改善するようなお薬はないように思います。
中医学で、乾燥肌などのドライシンドロームを考えてみると、陰虚(いんきょ)という状態と考える事が出来ます。
陰虚とは、陰液が不足している状態です。陰液はからだを構成している液状の成分(血液も含まれます)で、生命活動を維持するのに必要不可欠な物です。そして、陰液はからだの様々な部分を潤したり、栄養を補給したりするだけでなく、精神的には落ち着かせる働きもあります。イライラしたり、ドキドキしたりしたときに、「ま、水でも飲んで落ち着きなさい」というあれです。陰液は心身に潤いをあたえるのです。
陰虚になる原因は、生まれつき陰液が不足している、陰液を補充するのが不十分、精神的なストレスが多い、慢性的な病気がある、熱が続いているなどがあります。
陰虚の症状も様々で、乾燥肌などのドライシンドロームの症状だけでなく、痩せたり、コロコロ便、便秘、空咳、ドキドキして眠れない、手足がほてる、午後になると微熱が出るなどの症状もあります。
中医学では、何が原因で陰液が不足しているのかを考えて、対処をしていきます。同じ陰虚でも治療方法、使う漢方薬は異なってきます。
今日から仕事の方、心にも潤いを・・・子供の肌って、本当に気持ちいいですよね~
からだの内側からのケアは漢方薬だけじゃありませんよね。台所にある食材で潤いを補うのに良い食品のことは、次回に書きたいと思います。