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血栓を防止する食べ物は

今日で1月が終わり、明日から2月ですか・・・
一ヶ月、早かったです。
このブログも、何とか1ヶ月毎日更新できました。

さてさて、今日はお店でメーカーさんにお願いして勉強会をしました。
薬の名前は「エリキュース」。よく、くすりの名前の由来を話す担当者の方が多いんですが、今日の方はまったく話されなかったですね。

この薬は、血液が固まってできた血栓がつまって起きる病気を防ぐ作用があります。
心臓の不整脈が原因で、血の塊ができて、それが脳の血管につまって起きる脳梗塞を予防する効果があります。50歳以上の男性に多くみられる疾患です。
簡単に「血液をサラサラにする」と表現される薬の一つです。

この薬みたいな効果を食べ物に期待するとしたら、何があるのかなと調べてみました。

中医学では、血栓を予防したり、血液をさらさらにする働きを、化瘀(かお)とか活血(かっけつ)と言います。

この二つの作用を併せ持つように記載されていたのは
◆野菜:パセリ、ニラ、菜の花
◆穀類:紅麹
◆種実類:カカオ、山楂子(さんざし)
◆調味料:サフラン、酢

北京山楂子あめ
写真は北京で売られていた山査子飴です。
と言っても、とっても小さく写っているのですが・・・
赤い棒のようなのが何本もささっているのがそうです。
子供のおやつで食べられているようですよ。

この中の山楂子と紅麹を使った漢方薬を思い出しました。
厳密には違いますが、焦三仙(しょうさんせん)という約束処方のようなものがそうです。
中身は処方する中医師により様々なようですが、本来の目的は、お薬をうまく吸収できずにお腹が緩くなってしまう様なときに処方に追加されます。お薬の吸収を助けてくれる役割があります。
山楂子、神麴(小麦粉・麩にカワラニンジン・アズキ・キョウニンなどを混ぜて醗酵させたもの)、麦芽などを組み合わせて使います。
この焦三仙は、消化不良や食欲不振にも使われます。

お腹の中が健康だったら、血管の中もドロドロしたものが溜まりにくくて、健康にすごせるのかなぁと勝手に考えた次第です。

パセリ、ニラ、菜の花なんかも適度に食べながら、健康に過ごしたいですねぇ~。
彩りだけじゃないパセリって侮れないなぁ~。


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