Blogs

岡山中医薬研究会 2月

『イスクラ衛益顆粒』の臨床応用
ーいまさら聞けない衛益顆粒ー

衛益顆粒.JPG
価格:8,400円(90包)
花粉症予防に有効な『イスクラ衛益顆粒』の基礎と応用について、勉強してきました。
『イスクラ衛益顆粒』は玉屏風散という処方を元に作られています。
風邪(ふうじゃ)から身体を守る素晴らしいおクスリという意味があります。『イスクラ衛益顆粒』は黄耆、白朮、防風という生薬が組み合わされています。
『イスクラ衛益顆粒』の元の処方である玉屏風散の効能は「益気固表止汗」。
言い換えると、
・皮膚粘膜を強くして花粉などが身体に悪さをしないようにする。
・皮膚の機能を高めて無駄な汗をかかないようにする。
花粉症は花粉によるアレルギー反応ですが、『イスクラ衛益顆粒』はIgEの産生を抑制することで過剰な免疫反応を抑制し、IgA産生を促進して抗原物質が粘膜に着くのを抑制する事が動物実験で明らかにされています。
『イスクラ衛益顆粒』は単独で使用するだけでなく、様々な漢方製剤と組み合わせて花粉症症状の予防、症状を軽減させる事も出来ます。


『イスクラ衛益顆粒』の元の処方である玉屏風散の効能「益気固表止汗」を美容的に解釈すると、
・毛穴を引き締める
・肌の張りを保つ
・肌を瑞々しくする
と考えられます。
皮膚粘膜を強くするオススメの養生法は「乾布摩擦」です。
裸になって、ゴシゴシと擦るイメージがありますが、衣服の上からでも手で素早く擦る事で血行が良くなり、皮膚粘膜を強くする事が出来ます。『イスクラ衛益顆粒』と同じ様に皮膚粘膜を強くする効果があります。
講師:武藤勝俊先生
2011/2/19
15:00 – 17:00
於:後楽ホテル

Facebook
Twitter